収容人数とオフィスの規模

賃貸オフィスを探す場合、多くの担当者は予算のほかにオフィスの規模で物件探しをすることが多いでしょう。

少人数の社員で成り立っている小企業であれば、こじんまりとした小規模オフィスビルか、場合によっては住居と兼用できるようなSOHOスペースのようなものでもオフィスとしての役割を果たすことができます。

中規模企業~大企業となると、それなりの大きさのオフィスが必要となるため、中型~大型のビルを借りてオフィスを開設する必要があります。

その場合、収容人数だけで考えると、中規模の賃貸オフィスビルを丸ごと1棟借りる方法と、巨大ビルのオフィスフロアを何フロアか借りるという方法が考えられます。

イメージ的にはビルを一棟丸ごと借りたほうが、他の企業との接触もなく、自由にオフィスを企業イメージとしても良いように感じられるかもしれませんが、使い勝手の良さという意味では巨大ビルの広いフロアをいくつか借りたほうが使い勝手が良いという人もいます。

 

一棟丸ごとorフロア借り?

たとえば、5階建てくらいの中規模のオフィスビルを1棟丸ごと賃貸オフィスとして使用する場合。
この場合、それぞれのフロアを部署ごとに使用するケースが多いと思いますが、どのフロアにも都合よくすべての部署が収まるとは限りません。

部署の人数によっては、ワンフロアでは足りず、2フロアにわけてスペースを使用しなければならない場合もあるでしょうし、反対にワンフロアではスペースが余ってしまうことも考えられるからです。

1つの部署が2フロアに分かれてしまった場合は、ちょっとした打ち合わせをするのにも上下移動しなければならなかったり、電話などでやり取りをする必要がでてきますし、スペースの余剰は支払っている賃料に対してもったいないと感じざるを得ません。

その点、巨大ビルのワンフロアを賃貸オフィスとして使用するならば、複数の部署をワンフロアに収容し、面積効率を大幅にアップさせることができるでしょう。

また、ワンフロアに多くの人が集まることにより、他部署の人などとも気軽にコミュニケーションをとることができますから、お互いに情報交換をしたり、業務の連携を取りやすくなるといったメリットがあります。

 

物件のスペックをチェックする

賃貸オフィスをエリアや最寄り駅で絞り込んだら、あとは物件そのもののスペックを比較していきます。

物件のスペックとひとことでいっても、さまざまなものがありますが、日々の業務を滞りなく行い、快適なビジネスライフを過ごすためには、オフィス設備が整っていることは必須の条件といえます。

賃貸オフィスの設備にはどのようなものが考えられるかというと、たとえば、空調設備。
いくつものオフィスや店舗が入ったオフィスビルであれば、セントラル空調や集中空調などと呼ばれる、ビル全体で空調を管理している設備である場合が多いです。

各オフィスごとに独自の温度設定ができる個別空調であれば、空調のオンオフをこまめに切り替えられるので、土日などでも各テナントで空調管理をすることができますが、ビル全体で管理されているセントラル空調の場合は空調の運転時間や管理状況などを忘れずにチェックしておかなければなりません。

またセントラル空調には、テナントごとの設定ができない反面、まとめて管理をすることでコストが抑えられる、というメリットもあります。

 

さまざまな設備のチェック

そのほかには、トイレや給湯室などの設備、電話回線の数や床下配線の状態なども細かくチェックしていきましょう。

OAフロアには、フリーアクセスフロア方式や、2ウェイフロアダクト方式、3ウェイフロアダクト方式、アンダーカーペット方式などいくつかのタイプがありますが、どのようなタイプを導入しているのか、また導入できるのか?などは事前に相談しておきたいところです。

基本的に新しいビルであれば、最先端の設備が備えられている場合がほとんどですが、古いビルの場合は、実に不便な構造になってしまっている場合もしばしばです。

その他、防犯や防災に関する管理体制も確認が必要です。

また、オフィスの耐荷重についてですが、一般的な事務所としての利用であれば300kg/平方メートルほどが必須といわれますが、書庫を設けたり、特殊な重量物があるような場合は、それを上回る耐荷重が必要となります。

このように、賃貸オフィスを探す場合には、エリアや最寄り駅以外にも、設備の充実などを念入りにチェックしなければなりません。

ビルサクでは大型ビルや駅近物件、その他にも採光の良い物件という条件で検索することができます。設備情報の詳細もオフィス(フロア)ごとに見れるのでじっくり探すことができます。